百合若回顧録(2)。
2016,02,28, Sunday
私の漫画観を決定した作品は、手塚治虫「火の鳥」未来編だ。
しかし一番初めに手塚治虫を凄いと意識した漫画は、小学校一年生の時にコミックスを買って貰った「ミクロイドS」(1973年発行)だった。
砂漠をさまよう主人公達から始まる物語。やがてコヨーテが現われると、主人公達の身長が小さい。そう、ヤンマ、アゲハ、マメゾウ、彼等は昆虫サイズの人間、ミクロイドなのだ。
彼等は脱走を計り、人間の街へ。そして日本にたどり着き、マナブと出会い、物語は大きく動き出す。
小1の私の心を捕えた部分は、敵ギドロンの人虫。昆虫図鑑が大好きだった頃でもあるので、人虫がマネキンのような人形の中に沢山入って動かすと言う設定に驚愕。
勿論、物語も凄い。人と虫。自然との共存。昆虫の襲撃とパニックな人々。非常に学んだ部分も多く、これ以降、道を歩く時になるべく蟻をつぶさないよう避けるようになった。
【影響されて当時描いた漫画】オタマジャクシがカエルに変体する過程で知能を持ち、カエルにはならず、オタマジャクシに手足のある人間になる。オタマジャクシのジャック氏とか言う名前だったような…。この成長の過程をアニメのように1コマずつ描いていた事を想い出すと、現在の気質と殆ど変わっていない。
〈続く〉
しかし一番初めに手塚治虫を凄いと意識した漫画は、小学校一年生の時にコミックスを買って貰った「ミクロイドS」(1973年発行)だった。
砂漠をさまよう主人公達から始まる物語。やがてコヨーテが現われると、主人公達の身長が小さい。そう、ヤンマ、アゲハ、マメゾウ、彼等は昆虫サイズの人間、ミクロイドなのだ。
彼等は脱走を計り、人間の街へ。そして日本にたどり着き、マナブと出会い、物語は大きく動き出す。
小1の私の心を捕えた部分は、敵ギドロンの人虫。昆虫図鑑が大好きだった頃でもあるので、人虫がマネキンのような人形の中に沢山入って動かすと言う設定に驚愕。
勿論、物語も凄い。人と虫。自然との共存。昆虫の襲撃とパニックな人々。非常に学んだ部分も多く、これ以降、道を歩く時になるべく蟻をつぶさないよう避けるようになった。
【影響されて当時描いた漫画】オタマジャクシがカエルに変体する過程で知能を持ち、カエルにはならず、オタマジャクシに手足のある人間になる。オタマジャクシのジャック氏とか言う名前だったような…。この成長の過程をアニメのように1コマずつ描いていた事を想い出すと、現在の気質と殆ど変わっていない。
〈続く〉