百合若回顧録(3)。
2016,02,28, Sunday
私が小学生の頃に一番流行っていたのは、永井豪かも知れない。「マジンガーZ」シリーズ、「デビルマン」、「バイオレンスジャック」等々。アニメだけではなく、原作の漫画も読んでいた。よくよく考えるとまだ小学生ではなく、保育園年長組。
週末に遊びに行く親類の家(下宿)に住む若者が購入していた週刊誌。その時に少年マガジンを知った。
「マジンガー」シリーズはわくわくしたが、原作漫画「デビルマン」(1972年連載)は怖かった。あの絵、あの内容。見てはいけないものを見ている意識。でも続きが気になる。そして「バイオレンスジャック」(1973年連載)は、関東大震災が起きてパニック状態から始まる。とても怖かった。トラウマの殆どは、永井豪漫画に植え付けられただろう。この頃はまだ漫画雑誌を読むより、もっぱらテレビを観ている生活。それだけに衝撃は大きかった。時代的にも当時は「世紀末」ブームであり、その手の内容の物が多かった。
〈続く〉
週末に遊びに行く親類の家(下宿)に住む若者が購入していた週刊誌。その時に少年マガジンを知った。
「マジンガー」シリーズはわくわくしたが、原作漫画「デビルマン」(1972年連載)は怖かった。あの絵、あの内容。見てはいけないものを見ている意識。でも続きが気になる。そして「バイオレンスジャック」(1973年連載)は、関東大震災が起きてパニック状態から始まる。とても怖かった。トラウマの殆どは、永井豪漫画に植え付けられただろう。この頃はまだ漫画雑誌を読むより、もっぱらテレビを観ている生活。それだけに衝撃は大きかった。時代的にも当時は「世紀末」ブームであり、その手の内容の物が多かった。
〈続く〉